中国語動画サイト

  中国語の基礎ができ、日常会話がそこそこできるようになると、中国語のテキストを離れて、生の素材に触れることが中国語習得の早道です。 特に動画はTVと違い、何回でも聞けるので、学習効果は非常に高く、利用しない手は無いでしょう。自分の好きな動画は、興味を持っているので単語が自然と頭に入ってきます。 テキストを自習すると、すぐに眠くなる人(自分もその一人ですが)にはまさにうってつけです。
 ジャンルは何でもいいでしょう。ドラマ、ニュース、スポーツ、自分の興味を持っているものを視るようにすればいいのではないでしょうか。 「好きなものを、何度でも」見る、ことがポイントです。
 ノーマルスピードでは早すぎるのであれば、動画をダウンロードして、速度遅めで聞き取りを始め、徐々に早くしていけばいいでしょう。 さらに耳が慣れてくれば、字幕無しで聞き取れれば、あなたも中国語マスター?仲間入りです。ここに取り上げたのは、膨大なネット上の動画のほんの一部です。皆様も各自、自分のお気に入りの動画を探されてみてはいかがでしょうか。(映画等は多量にありすぎるのと、個人的な趣味が反映されすぎるので取り上げておりません。)

左サムネイルをクリックすると、各動画のリンクが出ます。

【ニュース(新闻)】

 ウェブサイトには、通常、直播(ライブ放送)と点播(ダウンロード)があります。直播はTVと同じ要領で見れます、点播は自分の興味のある動画をピックアップしてみればいいでしょう。 

金石財経(鳳凰衛視フェニックスTV)【普通話(字幕無)】
 華人向けのCNNに相当する、香港衛星TV局「フェニックスTV(鳳凰衛視)」の経済金融ニュース(金石財経)。 英語学習者がCNNのニュースの聞き取りを目標とすうように、中国語学習のひとつの到達目標となりえるかもしれません。 中央電子台(CCTV)が中国共産党のメディアであるのに対して、フェニックスTVは、海外の華人を意識して製作されているので、情報は比較的公平です。 しかし、いかんせん、速度が速いし、字幕も無いことが多いので、かなり中国語力が無ければ内容を理解できない。 ロイターや、香港の新聞の要約をすばやく伝えてくれるので、中華圏からみた国際情勢、経済金融情報に明るくなりたい、ダイレクトでつかみたいという方にはもってこいだと思います。(写真:主持人、曾瀞漪)

財経正前面(鳳凰衛視フェニックスTV)【普通話(字幕有)】
フェニックスTVで毎週一回、中国及び世界経済をテーマにした特集番組。レベルは高いですが、経済方面について興味のある方であれば、興味深く、理解しやすい内容ではないかと思います。「アベノミクス(安倍経済学)」など日本についても取り上げています。  リンクはフェニックスTVの動画置き場ですが、ユーチューブにも同様のものがアップされています。

中国网络电视台【普通話】
 中国CCTV系列のネット放送。CCTV及びその系列放送がすべてネットで見れます。財経、スポーツ、ドラマ、ドキュメンタリー、から農業軍事、京劇といったチャンネルまであります。 しかし、いくらチャンネルが多くとも、外国人にとって欲しい情報、面白いと感じる内容は極めて少ないように感じます。 個人的には5チャンネル(スポーツ)か新聞(ニュース)をたまに見るのに利用するくらいです。

第一現場(深圳衛星TV、ローカルニュース)【普通話】
 深センローカルニュース。ローカルニュースは、我々外国人にとっては、あまり興味がわきにくいかもしれませが、中国在住の日本人であれば、自分の住んでいる街でどのようなことが起こっているかぐらいは知っておきたいところ。 この深セン衛星局ですが総合から財経、TVドラマ、子供、スポーツとかなりチャンネルがあります。

今日关注(珠江频道毎日、ローカルニュース夜9時)【広東語(字幕有)】
 珠江频道の中のニュース番組。広東省ローカルニュース。

六点半新聞(TVB)【広東語】(字幕有り)
  香港TVB(翡翠台)の6;30のニュース。香港のローカルニュースを中心に、中国大陸、海外のニュースなど。深センでも香港人がよく出入りする茶餐厅などで流れている。
(注)リンク先はユーチューブにアップされているもの。

ONTV(東方)【広東語】(字幕有り)
  香港の東方日報が運営している動画サイト。香港地場ニュース、国際ニュース、株式市況など。動画は総じて短いので情報量はそれほどありません。
(注)中国大陸側からは視聴不可。



【トーク番組】

 トーク番組も、自然な中国語の会話の聞き取りによいでしょう。 中国のトーク番組は、大抵、著名な主持人(司会者)がおり、本人の性格が色濃く出るようになっています。

财经郎眼(广东电视网)【普通話(字幕有)】
 咸郎平教授が、房地産、物価上昇、等、中国の日常経済からグローバルな経済現象まで切りまくります。中国の経済現象について興味のある方であれば、必見です。 出演者皆、早口で機関銃のようにしゃべりますが、字幕があるので、経済に興味がある方であれば何とかなると思います。

鲁豫有约(鳳凰衛視/湖南衛視)【普通話(字幕有)】
 いかにも才女といった雰囲気が漂う、髪型が超個性的な「陳鲁豫」が司会(主持人)のトーク番組。 すでに10年以上、続いており、そのうち中国版、徹子の部屋、みたいになるのかもしれません。



【サブカルチャー(広東語のみ)】

 広東語学習者のみならず、香港、マカオの文化習慣に興味がある方はにとっては一見の価値があります。 見れば大体内容が分かるので、とっつきやすい分野ではあります。

香港獨家(翡翠台TVB)【広東語(字幕有)】
 カンフー、茶餐厅、飲茶、香港漫画・・など香港のサブカルチャーの魅力に迫るシリーズ。 意外と知られていない香港の一端を知ることができます。
(1~3)香港カンフー(元華)(4)茶餐厅(黄秋生)(5)飲茶 (6-7)香港漫画(黄玉郎) (8)竹文化 (9-10)廟街 (11)打小人

光影流情Ⅰ・Ⅱ(翡翠台TVB)【広東語(字幕有)】
 香港の60-70年代にかけての歴史を、映画、乗り物、食べ物、服装、物価・・・ といったトピック別に、コメンテーターが紹介していきます。 日本で言えば、「よき時代の昭和」を振り返るといったところでしょうか。 懐かしの呂奇(ロイケイ)、萧芳芳といったところから温拿周润发(チョーユンファ) まで、明星(スター)の映像も見逃せません。
〇光影流情Ⅰ
(1)子供の遊び(2)乗り物(3)メディア(米雪)(4)男女関係(薜家燕)(5)女性(6)士多
〇光影流情Ⅱ
(1)軽食(2)啓徳空港(3)ファッション(4)住居(5)おもちゃ(6)物価(7)遊園地(8)学校(9)百貨店スーパー(10)

澳门足迹【広東語(字幕有)】
 香港とは一味違う、澳门(マカオ)の案内。中国返還10周年を記念して製作された番組のようです。 一通りの観光だけでは見えてこないマカオが少し分かります。
(1)宜安街、「当按押」 (2)マカオのポルトガル人 (3)骨董街・蘆家大屋建築 (4)妈閣廟,ミャンマー人 ・・・・・・

蔡澜逛菜栏(深圳衛星TV/2007年)【広東語(字幕有)】
 グルメ評論家で有名な蔡澜氏が、二人の美女(一人は普通話) を引き連れて、アジア各地のおいしいものを求めて、歩き回ると言うなんとも贅沢な番組。 中国大陸はもちろん、台湾、韓国、タイ、シンガポールなどを回ります。
(1)韓国 (2)仙頭 (3)順徳 (4)バンコク (5)上海 (6)ホーチミン (7)台湾  (8)シンガポール (9)マレーシア (10-11)ハンガリー (12-13)ポルトガル (14)総集編



【TVドラマ(电视剧)】

 日常会話のリスニング力を鍛えたいのであれば、中国語のドラマを見るのが、一番手っ取り早い方法ではないでしょうか。 しかも、自分が好きなドラマであれば内容も楽しめるし一石二鳥です。 中国のローカルドラマは、言い回しが難しく、意味のわからない熟語もでてきますが、その辺りはあまり気にせずとも、大体の流れは分かるものです。 気に入ったものは、二回目、三回目と見るうちに、はじめは分からなかった細部がだんだんと分かるようになってきます。

「蝸居(かたつむりの家)」2009年【普通話(字幕有)】
「蝸居(かたつむりの家)」というのは、非常に小さな家のたとえ。 大卒貧乏夫婦がマイホームを手にするまでを中心に、現実と理想のギャップ、中年男の出来心、家庭主婦の憂愁といった人間ドラマをたんたんと描いている。また、ドラマの面白さもさることながら、その背景として、いかに中国人が不動産購入に執着するか、また官僚と不動産業者の癒着振りを通じて、今の腐敗官僚の実態が描かれている。お金とは?夫婦とは?人生とは?ということを考えさせられる大人のドラマ。  また、脚本もさることながら、海萍や宋思明を中心に、役者の演技がすばらしい。ちなみに、このドラマは放映後、中国人民の中間層を中心に話題となったが、 すぐに放送を打ち切られ、その後の再放送も無い。当局からすれば、内容があまりにリアル過ぎたということらしい。

外来媳妇本地郎【広東語(字幕有)】
 2000年の放送以来今も続いている長寿ドラマ。広州西関の三世代家族を舞台に、その広東人4兄弟に、外来人(広東人以外)の嫁がやってくることで起きるすれ違いをコミックタッチで描いてます。 ドラマのつくりが非常にしっかりしていて、最後に必ず、しっかりオチをもってくるところが非常に秀逸。広東版「渡る世間」といったところになるのかもしれない。

白色巨塔(白い巨塔)【日本語(中文字幕有)】
 中国ローカルドラマはちょっと難しいと感じるならば、割と入りやすいのが、日本のドラマの翻訳版などがいいかもしれない。シチュエーション、役者などすべて知っているので、理解しやすい。 白い巨塔のようなドラマは、日本版の字幕付きのみならず、台湾版、韓国版などもつくられている。


【アニメ(动漫)他】

 ローカルドラマが難しい場合は、日本のアニメの吹き替え版などがいいかもしれません。 ストーリーは単純だし、そんなに難しい表現も出てきません。とりあえず自分が気に入ったものを見ればいいのではないでしょうか。 しかし、速度はかなり速いので、字幕入りのものを探してみるのがよいでしょう。幸い、普通話か広東語のふき替え版は字幕の入っているものも多いです。

多拉A梦(ドラえもん)
 日本のみならず、アジア各地で絶大な人気を誇っている、ドラえもん。香港・広東省でも当然のことながら、その人気は非常に高く、一般庶民に浸透しています。 ただ「のび太」が「大雄」、「すね夫」が「小夫」など、名前が一部変わっているのと、当然ながら大山のぶ代さんは出てきません。

哪吒闹海 1979年
 30年前の中国で作られたアニメーション。表現が斬新で、今見ても全く古さを感じさせない。物語中、天真爛漫で恐れを知らない主役少年ナジャ(哪吒)は、八面六臂の活躍を見せるが、その見得を切る所作が、京劇的でなんとも言えずかっこ良い。 日本のアニメからも技術も取り入れているらしいので、画風など非常になじみやすいかもしれない。中国語学習云々という以前に、一見の価値がある動画。

紅色娘子軍 1970年製作(ミュージカル)
 文化大革命時代に上演を許されてていた8作の共産主義模範舞劇(ミュージカル)のひとつであるが、あの毛沢東主席もお気に入りの演目だったとか。 古典バレーと京劇の踊りが革命的ストーリーと奇妙にマッチしており、当時の革命的雰囲気がビシビシ伝わってくる。見れば分かるが、役者の動きが半端なく洗練されており、とにかく笑ってしまうほどすごいのだ。 無声劇なので、中国語学習的には意味が無いのだが、近代中国を知る意味では欠かせない作品。
左リンク先動画は、一部のみ抜粋 全編はこちら



【バラエティ・お笑い】

非诚勿扰
 公開お見合い番組。個人的にはバラエティは、ほとんど見ませんが、話題になっていたので・・・「非诚勿扰(フェイチェン・ウーラオ)」というのは「誠意が無い人は、近づかないでください。」位の意味で、 男と女がいる限り、どの国でもこういう番組はあるということ。毎回、妙齢の男女が出てきて、視聴者に格好の話題を提供している。 

快乐驿站
 CCTVが以前からやっている漫才、喜劇風のアニメーション。中国のバスの中のTVで放送されているので、見かけたことはあるかもしれない。 アニメのキャラクターは赵本山、冯巩といった実際の喜劇役者がモチーフとなっており、展開はかなりシュールで、出演者はバリバリのそり舌中国語をまくし立てる感じ。 漫画仕立てで、字幕もあるので、表面的な意味とか流れはわかるが、外国人にとってはイマイチ何が面白いのかわからないでしょう。 お笑いは文化の極みなので、アル意味、一番、難しい分野なのかもしれません。無理に笑おうと思わず「こんなんもあるんだな」位の気持ちで見れば、ある程度楽しめるでしょう。