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 深圳では近年、交通網の整備が急ピッチで進んでいます。 特に地下鉄は、2010年末から2011年にかけて、 深圳国際空港と市内を結ぶ路線を含め、新たに3路線が相次いで開通し、 これによって深圳の交通ネットワークは、さらに利便性が高まります。

 深圳の交通事情

 2005年の地下鉄開通以来、深圳の交通は徐々に整備されつつあり、 便利さを増しています。 タクシー、地下鉄、バスと、交通手段は一通りそろっていますので、 値段の交渉等が必要になる場面は、あまり無いといえます。 ただ、それでも日本と同様の利便性を確保できているとは、まだいえません。 まず言葉が通じない不便さに加え、日本のような懇切丁寧な標識もなく、 ピンポイントで効率よく動かなければ、体力を消耗させられることになります。
 また市内の一般道路は、車が人に譲るという日本では当たり前の常識は 通用しなく、交差点をわたるときは、信号を見つつも、横から来る車、リアカー、 電動自転車などに気をつけなければなりません。

 タクシーに乗る

 深圳では日本人が市内各地を移動する手段として 最も利用されるのがタクシーでしょう。深圳のタクシーは、すべてメーター制です。 中国の他都市のタクシーと比べると高いのですが、 それでも日本のタクシーよりは非常に安く、手軽に利用できます。
 2009年10月より、深圳のタクシーは値下げをしており、 初乗りは10元(夜間13元)となりました。金額の目安としては 渋滞の程度にもよりますが、市内の東の羅湖から西の蛇口までの移動は 70~80元(昼)、羅湖から福田区にある電子街の華強北(上海ホテル付近) までが20~25元(昼)といったところです。
 運転手は基本的に中国語しか話せませんので、 中国語に自信のない方は、紙に行き先を書いて渡すのがよいでしょう。
 また、深圳のタクシーは、営業区域によって車体の色が分かれています。 市内全域を走行可能な赤色の車体のタクシー、市内(旧経済特区内)専用の 黄色のタクシー、郊外(旧経済特区外)専用の緑色のタクシーといった具合です。 ただ、黄色と緑色のタクシーは台数が少なく、 ふだん深圳市内中心部で見かけるのは、ほとんど赤色タクシーと いっていいでしょう。2010年7月より、深圳市はその全域が経済特区となり、 行政上、経済特区内外の区別は無くなりましたが、 現在のところ、タクシーの営業区域は、依然として変化がありません。
 また特区内から特区外に行くときは、赤色のタクシーに乗っていくと、 行き先と時間帯によっては、いわゆる第二国境(旧経済特区外と 旧経済特区内の境界)で、おろされてしまうことがあります。 特区外は、夜、治安がかなり悪くなる為、遅い時間帯は行きたがらない 運転手も多いようです。乗車する前にあらかじめ、目的地までダイレクトに 行けるかどうか確認をしてから乗車したほうがいいでしょう。

 地下鉄に乗る

深圳の地下鉄は、最新のシステムが取り入れられており、 非常に清潔で明るく、快適です。 現在(2011年3月)、1~4号線の4路線が運行されています。 運行間隔は、1号線が3~5分間隔、その他が5~8分間隔です。 また、始発は6:30、終電は11:00と、日本の地下鉄に比べて営業時間が短い ので、早朝出発、深夜到着の場合は、注意が必要となります。
 また現在、深圳では、街のいたるところで地下鉄工事が行われています。 現在、すでに開通している路線の延長工事、及び新5号線の、 計5本の路線が同時に建設されており、2011年、深圳の地下鉄路線図は、 大きく塗り替えられることになりそうです。 これらの路線が完成すると、市内の交通渋滞も、 かなり緩和されることが予想されます。 以下、各路線の特徴を簡単にご紹介いたします。

【地下鉄路線】 

○1号線(羅宝線)・・・羅湖~世界の窓~深圳空港東
 深南大通り沿いを東西に走る、まさに深圳の大動脈とでも言える路線です。 この路線上に、深圳の主要なスポットが集約されているといってもよいでしょう。 2011年には深圳宝安国際空港まで延長され、空港へのアクセスが便利になりました。
○2号線(蛇口線)・・・赤湾~世界の窓~福田~新秀
   2011年末の開通の新しい路線です。南山・蛇口地区と世界の窓、福田中心区そして羅湖の東門といった場所を結びます。 南山区から羅湖、福田へは、これまでタクシー、バスを使うしかなかったのですが、 同路線の完成によって、アクセスが便利になりました。
○3号線(龍崗線)・・・益田~老街~双龍
   この路線の開通によって、非常に遠かった深圳の東、龍崗地区と羅湖の距離が大きく縮小されました。 まず龍崗地区と紅嶺・老街が開通、その後、保税区まで延伸されています。
○4号線(龍華線)・・・福田~少年宮~深圳北(龍華)~清湖
 深圳を南北に伸びる路線です。以前、4駅しかなく運行間隔も5~8分と不便だった路線ですが、 延長によって、香港と新たな深センの中核となる深圳北駅を結び、南北の大動脈となっています。
 ちなみに、4号線は運営団体が「香港地下鉄」に変わり、将来香港MTRとの直通運転も予定されているようです。構内の駅員の制服もおしゃれになっています。
○5号線(環中線)・・・黄貝嶺~布吉~深圳北~前海湾
 深圳を大きく包み込むかのように半円形を描く、全部で27駅、40キロにまたがる壮大な路線です。既存の各路線を補完する役割を担っているといえます。

切符の買い方

 切符は、自動販売機で買うのが便利です。 値段は2~5元と、物価の高い深圳にしては、非常に安く押さえられています。 切符は、緑色のプラスチック製の丸いコインのようなものです(以下、トークン)。 改札から構内に入るときは、トークンを読み取り機にかざします。 出るときは、トークンを回収用の穴にいれると自動的にゲートが 開き通過できます。

深圳地下鉄 http://www.szmc.net/


公共交通カード

深圳には日常的にバスや地下鉄を利用する人のために 「深圳通」というプリペイド式の交通カードがあります。 最初に、一定の金額をトップアップしておき、金額が少なくなってきたら、 その都度、再トップアップします。 日本のJRが発行している「Suica」や「ICOKA」と似たものです。 2010年現在、主に深圳市内のバス、地下鉄、一部のタクシー、 一部のコンビニエンスストアで使うことができます。 しかし、今後は電気、ガスなどの公共料金の支払い、ショッピングにも、 徐々に浸透する予定です。 また近い将来、香港の交通カード「八達嶺(オクトパスカード)」と 相互使用も可能になる予定です。

http://www.shenzhentong.com/index.do

 バスに乗る

 地下鉄に比べると、バスに乗るのは、言葉、習慣の問題もあり、 日本人にとっては、ハードルが高いかもしれません。 それでも、市内各地を縦横無尽に網羅しているので、 一度、固定した路線を覚えておけば、利用価値はあります。
 通常、前から乗り後ろから降りるというのが基本です。 バスは、固定額制(ワンマンカー)と、変額制(車掌が乗車)の2種類あります。 固定額制の場合、前方の運転席脇で、現金投入箱に現金を投入するか、 深圳通カードを、脇にある読み取りセンサーにかざしてお金を支払います。 ピッという音が出れば引き落とされたことになります。 変額制の場合は、制服を着た車掌に行き先を告げて渡します。 これは中国語に慣れていないと少し大変かも知れません。 中国語ができない場合、紙で書いて渡すか、あるいは、 あらかじめ料金を知っていれば、その金額だけ渡すという方法もあります。 運賃は固定制で2~3元(冷房つき)、1.5~2元(冷房なし)ですが、 最近はほとんどの車両に冷房がついています。 変額制の場合、羅湖~南山で5元程度です。
 朝夕の通勤時間帯は、かなり交通渋滞が激しく、 時には歩いたほうがましな場合すらあります。 また、持ち物は、しっかりと目の届くところにおいておくべきでしょう。 特にラッシュ時の混んだバスに乗っていてうっかりカバンが開いていたために 財布や貴重品を取られたという日本人も多々見かけます。