以下の文章は、雑誌『ハロー華南2011』より引用させていただいております。

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 日本食材専門スーパー

 近年、外資系スーパーマーケットの進出が加速し、中国現地の生活水準も、 年々向上しています。 それに伴い、深圳でも、日本食品や輸入品、有機野菜 といった食品を手に入れられる場所が増えてきました。 ここでは、深圳における食品の入手事情について、ご紹介いたします。

一番食品
深圳市南山区蛇口工業大道沿山路半山名店坊
TEL:0755-2685-3984
 日本食材の専門店。調味料、缶詰、乾物、カップ麺から、菓子、ドリンクにいたるまで、 豊富に商品を取り揃えており、一部、ジャスコで取り扱っていない商品も置いています。 深圳市内はもちろん、東莞などへの配達もしているとのことです。

USA&CO
深圳市南山区蛇口太子路碧涛中心135号
TEL:0755-2667-2701
 蛇口在住の外国人向けショップ。スパイス、ハム、ソーセージ、チーズ等の欧米系の輸入食材の他、 ラーメン、コーヒー、醤油など日本人向けの商品もあります。 野菜、果物等、生鮮食品は扱っていません。

SILVERPLATE
深圳市南山区蛇口太子路碧涛中心133/134号
TEL:0755-2669-2015
 輸入食品やワインなど、主に欧米人向けの食材を取り扱っています。


 その他、生鮮食品店

【ジャスコ(吉之島)】 各店舗店舗情報

〇シティックシティプラザ(中信城市広場)店
深圳市福田区深南中路1095号中信城市広場地下1階(地下鉄科学館駅徒歩5分)
〇友誼城店(国貿) 深圳市羅湖区友誼城商業楼B1階
〇COCO Park(購物公園)店
  深圳市福田区福華三路星河 (地下鉄「購物公園」下車)
〇南山店(海岸城) 深圳市南山区后海路と創業路交差点東側
〇新州店 深圳市福田区新洲路中城天邑1、2階
〇東湖店 深圳市羅湖区太寧路百仕達花園第四期東郡商業楼1-2階
〇龍崗店 :深圳市龍崗区深惠路旁万金五洲風情購物中心

 深圳市内で日本の食材を購入するには、やはりジャスコが一番、便利で充実しているといってよいでしょう。 冷凍食品やインスタント食品をはじめ、缶詰、調味料、お菓子類から、納豆、豆腐に至るまで、そのラインナップは、他の追随を許しません。 また、ジャスコ内には、日本食材専門スーパー「魚屋しんせん館」が 入居しており、新鮮な食材を提供しています。
 また、日本からの輸入品だけでなく、現地生産されている 日本のブランド商品についても、他のスーパーよりも多く取り扱っています。 「ポカリスウェット」「午後の紅茶」「野菜生活」といった飲料や 「明治のアイスクリーム」 「ポッキー」等の菓子類、「スーパードライ」 「一番絞り」等のビール類など、日本の品質水準の商品が、現地価格で手に入るのも有難いところです。 それでも隣りの香港ジャスコと比べると、品揃えで、やや物足りなさを 感じてしまわなくもありませんが、一昔前に比較すれば、 日本人が食生活するに当たって、格段によい環境が整いつつあると言えます。 また、近年できた海岸城の南山店は、これまでの既存店舗よりもより一層、 日本食材コーナーが広く、現地日本人購買層を意識した品揃えになっています。


【オーレ(Ole)】

〇万象城店
深圳市羅湖区宝安南路 1881号華潤中心万象城 TEL:0755-33386888
〇ホリデープラザ(益田假日広場)店
深圳市南山区深南大道9028号(地下鉄世界の窓駅下車)TEL:0755-82966698

香港の華潤グループ系の高級スーパー。きれいに包装された商品、落ち着いた照明、ディズプレイは、 中国のローカルスーパーとは完全に一線を画しています。 肉、魚、野菜、果物など生鮮食品は、ほぼすべてパッケージングされて販売されています。 また、高級ワインやチーズ、厚切りステーキ肉といった欧米系の食材が充実しているのをはじめ、 各コーナーに、必ず日本食品コーナーがあり、冷凍食品やインスタント食品、 缶詰、調味料、菓子類等、かなり充実した品揃えとなっています。 また、有機野菜、有機卵のコーナーもかなり大きく設けられています。


【ウォルマート/WALMART(沃尔玛)】

〇蛇口店 深圳市蛇口工業大道と東濱路交差点
Tel:0755-26816711

 アメリカ系スーパー。巨大なスペースの食品売り場は、つねに多くの中国人でにぎわっています。外資系ですが、 品質、価格ともに、かなりローカル化が進んでいます。輸入品のコーナーは、最小限のものしか置いてない印象です。


【SAM'S CLUB(山姆会員商店)】

深圳市福田区農林路と橋香路の交差点、深国投広場1、2階 Tel:0755-83934105

ウォルマート系の会員制スーパー。最初に入会費150元を払って会員になると、 あとは会員価格にて、格安で商品を購入することができます。 野菜、肉、魚の各売り場が充実しており、無農薬野菜、有機野菜の種類も多いです。


【カルフール・CARREFOUR(家楽福)】

〇紅宝店 深圳市羅湖区松園路68号 Tel:0755-22154438
〇南頭店 深圳市南山区常興路統建楼5棟1階 Tel:0755-26063532

フランス系ディスカウントスーパー。外資系ですが、ウォルマート同様かなり ローカル化が進んでいます。輸入食材も一部、扱ってはいます。


【メトロ・METORO (麦徳龍)】

深圳市羅湖区宝安北路4008号 Tel:0755-83608888

会員制ドイツ系スーパー。肉売り場、輸入ワインからバジル、ミントなどハーブ類、ザワークラフトなど、欧米系の食材を豊富に取り揃えています。


 コンビニエンスストア

日本でもお馴染みの「「セブンイレブン」「OK便利店(サークルK)」をはじめ、 「百里臣」「VANGO」「万店通」などローカルのコンビニエンスストアがあります。 24時間営業あるいは、それに準ずる形で運営されています。 便利である反面、値段はスーパーよりもやや高めです。 セブンイレブンなど日系コンビニエンスストアは、かなり現地化しているため、 日本にある同店の品揃えは、あまり期待しないほうが良いでしょう。 また、お弁当、おにぎり、おでん、サンドイッチなどは置いていないか、 置いてあってもかなり中国ナイズされたものなので、日本人の口に合うものは少ないです。 その点では、同じ中国でも、上海や北京にあるコンビニのほうが、まだ日本のコンビニに近い品揃えのようです。 日本の商品としては、現地で生産されている「ポカリスウェット」「午後の紅茶」等 の飲料や「明治のアイスクリーム」「出前一丁」「カップヌードル」「ポッキー」と いった食品が、店頭に並んでいる場合が多いです。 また、深圳のコンビニエンスストアでは、一定金額以上の買い物をした場合、 自宅まで配達もしてくれるサービスもあります。 日本では、まず考えられませんが、人件費が安く、マンションが高層化していて、 移動に時間がかからない中国では、一般的によく利用されているようです。


 有機野菜の入手は?

 中国に暮らしていると、いやが上にも気になるのは、食の安全かもしれません。 生鮮食品、中でも野菜に関しては、農薬の害もあるだけに、敏感にならざるを得ないところでしょう。 その点については、近年、中国現地の衛生観念も、徐々に改善しており、 品質管理や販売表示について行政当局の監査も厳しくなっています。 とはいえ、超衛生大国の日本からすれば、まだまだ不十分と言わざるをえず、 日本と同様の安全を期待することは難しい以上、各自で自己防衛していくしかないのが現状です。 以下、野菜類を購入、調理するにあたっての注意点を述べたいと思います。

①洗う
 まず当たり前ですが、よく流水でよく洗ってから使用するということが 挙げられます。あるいは、単に洗うだけでなく一定時間つけ置きをする 、熱湯につける、またジャガイモ、ニンジンのような野菜であれば、 皮をむいた後に、もう一度水洗いするという方法が効果的かもしれません。 ただ、農薬は表面だけでなく、中にも浸透するので、洗浄だけでは、 100パーセント取り除くことはできません。 野菜専用洗剤というものもありますが、それでも完全に農薬を取り除くことが、 できるとは限りませんし、使用方法を十分に確認してから使わないと、 かえって体に害を与えかねませんので注意が必要です。

②有機野菜を買う
 農薬の害を避けるために、有機野菜を購入するのも有効です。 近年、中国現地でも衛生意識の高まりとともに、有機栽培された野菜を 取り扱うスーパーが多くなってきました。 有機野菜は、栽培に手間がかかるため、その分、値段は通常の2-3倍と なりますが、「安全はお金で買える」ものであれば、 それに越したことはないといえるでしょう。 ちなみに中国の野菜は、認証システム、生産方式、品質標準により、 いくつかの種類に分けられます。農薬、化学肥料を完全に使用せず 栽培される「有機野菜」、無害な範囲内で、必要最小限の化学肥料を 使用して栽培される「緑色野菜」、国内の一般野菜に比べると、 比較的衛生度が高い「無公害野菜」、そして特に基準が設けられていない 「一般野菜」に分かれています。農薬使用率に関しては、 有機<緑色<無公害<一般の順番で、右にいくに従って、 農薬の使用頻度が高くなっているといえます。

③信用できる店舗・業者から購入する
 日本と異なり、スーパーの質も、ピンからキリまである中国では、 そもそも、購入する場所の選定も大切な要素です。できる限り、 ジャスコはじめ、衛生面、安全面で信用度の高いスーパーで購入する ようにしたいところです。 その他、店舗の清潔さ、はやり具合、 従業員の態度なども、間接的なチェックポイントになりえます。 清潔感がなく薄暗いローカルスーパーでは、商品の鮮度も落ちていることは 、容易に推測できますし、人影もまばらで閑散としているスーパーでは、 商品の回転率が低いため、商品が古くなりがちでしょう。 もっとも、流通業者を介さず、顔が見える生産農家から直接、 購入できるのであれば、それに越したことはありません。 現在、広州に以下のような日本人経営の有機栽培農家もあるようですので、 利用価値は高いといえます。

興亜農園  広州花都本社:広州市花都区獅嶺長崗農科学所
Tel:020-3699-9827
興亜農園http://www.kouafarm.com
日本人の経営する有機農園。各種有機野菜、米、卵などを販売しています。 広州以外にも、深圳・珠海といった地区にも配達可能。
以上、いくつか上げましたが、あとは、それぞれを組み合わせて、 例えば、生野菜で食べるものは有機野菜にして、それ以外の野菜は水洗い で済ます等、各自でメリハリをつけて、対処していく他ないでしょう。 中国現地の衛生観念は良好になりつつはあるものの、 まだまだ無条件で食べ物を口にできる状況ではありません。 ただ、あまりに疑心暗鬼になりすぎ、何も食べられなくなるのも考え物です。 できる限りの防衛手段をこうじつつ、ある程度の割り切りは必要と言える かもしれません。



 中国スーパーマーケット豆知識

中国のローカルスーパーへ初めて入った人は、日本のスーパーとの違いに、 少なからず驚かれるかもしれません。水族館さながらの魚介類売り場をはじめ、 山のように盛られた巨大なキュウリやナス、丸ごとそのままの形で吊るされたブタや鶏を見ると、 文化の違いを感じざるをえません。 こういった見た目の違い以外にも、中国のスーパーで買い物をするときは、 日本のスーパーとは違う、独自のルールというものが、少なからず存在しています。 以下、中国のスーパーにおけるちょっとした買い物のコツを説明いたします。

〇生鮮食品は計り売りが基本

野菜や果物、肉、魚といった生鮮食品は、基本は量り売りとなります。 近年、日本同様、パッケージングされているスーパーが増えつつありますが、 それでも買いかたを知っておくに越したことはないでしょう。 野菜や果物に関しては、先ずそれぞれの食材売り場で、山積みされているものの中から、 各自で選んで、備え付けのビニール袋に入れ、各コーナーにあるはかり台に置きます。 すると、重量に応じた価格の付いたシールを貼ってくれますので、それをレジにもっていくことになります。 その際、選んだものをそもままレジに持っていっても、清算できませんので注意が必要です。 また、肉、魚に関しては、係りの人間に指示をして、種類と量を指定する必要があります。 肉は、基本的にはブロック肉の量り売りですが、ミンチ、薄切りも可能です。 魚介類に関しては、極力、活きのいいものを選びたいところです。 ちなみに、上記の食品はすべて、1斤(ジン/500グラム)を単位として売られています。 例えば、2斤は、1公斤(ゴンジン/1キログラム)に相当します。

〇割引

露天で売られているものと違い、さすがにスーパーでは、値引き交渉はできません。 その代わり、ディスカウントスーパーでは、毎日のように値引きセールをしています。 その際、よく見かけるのが、「8折」「9折」という文字です。 「(ジャー)」は、日本で言う「〇割引」に相当する中国語ですが、注意が必要なのは、 日本では、割り引く方の割合を指すのに対して、中国では残っている方の割合を指すということです。 例えば、「9折」は「9割で売る(1割引)」という意味になります。 また、「买一送一(マイイー、ソンイー)」もしょっちゅう、耳にする言葉でしょう。 ひとつの商品を買うと、もれなくひとつ同じものがサービスされるということです。 つまりは、50パーセントディスカウントということになります。

〇支払い方法

大きなスーパーでも大抵の場合、レジは一箇所にまとまっており、 例えば2階で買った製品も、1階のレジでまとめて清算する形となります。 カートを持ったまま移動できるように、スロープで結んでいるので便利です。 レジでは、まず「会员卡有吗? (会員券は持っているか?)」と聞かれることがありますが、 これは店独自に会員券を発行しているところが多いためです。 カードを提示すると数パーセントの割引を受けることができます。 支払いは、現金で支払うか、あるいは中国の銀行カードに付帯している デビットカード機能を使って支払うこともできます。 銀行カード上の「銀聯」というマークがその印で 銀行の預金残高の範囲内で決済ができます。 中国人が、カウンターでサインをしている光景をよく見かけるのは、この機能を使っているためです。 また現金払いの際、店員が札を透かしてしげしげ見ることもありますが、 偽札が多く出回っている中国では、致し方ないところでしょう。 中には偽札検知器を置いている店舗もあります。

〇レジ袋

以前は、レジの袋は無料でしたが、2008年6月から環境保全を目的とする法律が施行され、 レジの袋を買わなければならなくなりました。 一枚につき、0.3~0.5元です。会計のときに「要不要袋子(袋は要りますか)?」と聞かれるので、 「要(要る)」と言えばくれます。 毎回、袋を買うのが面倒なときは、自分で買い物袋を持参したほうがいいでしょう。 また、大概のスーパーでは、レジの近辺に、簡単な買い物袋を売っています。